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廃プラ"地産地消"園芸用プランターに再生「彦根から発信」県立大の「廃棄物バスターズ」

京都新聞 2008年11月5日号

京都新聞 2008年11月5日号

滋賀県立大(彦根市)の大学院生らでつくる研究グループ「廃棄物バスターズ」が今秋から、「彦根産」の廃棄プラスチックを原料にした園芸用プランターの製造、販売を始めた。園芸用品メーカーなどと協力して開発、県内のホームセンターなど三十五店舗で扱っている。院生は「廃棄物の地産地消を彦根の地から発信したい」と意気込む。

グループは二〇〇六年から、廃プラを焼却せずに再利用し、地球環境保全に役立てようと、県東北部工業技術センターや甲賀市の「上西産業」とプランターを開発。ポリ袋やシャンプー容器に使われているポリエチレン(PE)とポリプロピレン(PP)の混合物に、PEとPPを結合させる相溶化剤を加えることで強度を高めることに成功し、〇七年九月に商品化した。
 当初は、廃プラを広島県の業者から購入したが、今秋には彦根市清掃センターから「彦根産」廃プラも月二、三トンを調達できるようになった。市外の原料と合わせて、年間三万個ほどプランターを生産できるという。
 プランターは、幅五十四センチ、奥行き二十一センチ、深さ二十二センチで、色はグレー、四百九十八円。原料の七割以上が廃プラで、日本環境協会のエコマーク認定も受けている。
 指導する徳満勝久准教授は「廃棄物の地産地消は全国的に珍しい試み」と話し、同グループ代表の田中良祐さん(22)は「多くの人が環境問題を考えるきっかけになれば」と話している。

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